マニック・ストリート・プリーチャーズ【ステイ・ビューティフル】傷だらけでも、心は美しく、純粋に生きろ!

マニック・ストリート・プリーチャーズ
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はじめに

「僕を救ってきたロック、なのに今は…?」

気づけば、僕はもう40年以上、洋楽ロックと共に生きてきた。
嬉しい時も、苦しい時も、どうしようもなく沈んだ時も、いつもそばにあったのがロックだった。

ギターが叫び、ドラムが心臓を打ち鳴らし、魂を揺さぶる歌詞が「お前は一人じゃない」と語りかけてくれた。
ロックはただの音楽じゃない。僕の人生そのものだ。

なのに…最近、どうもおかしい。
かつては熱狂的に迎えられたアーティストの新作が、国内盤が発売されない。
ロックの魂は、どこへ行ってしまったのか?

「いや、まだ終わっちゃいない!」
そんな思いで、僕はブログを始めることにした。

ロックがくれたもの、救われた瞬間、そして今こそ聴くべき名曲。
僕の愛する洋楽ロックについて、思う存分書きます。

ロック好きも、そうでない人も、ぜひ読んでほしい!
さあ、僕と一緒に、ロックの本当の魅力を考えてみませんか!

よろしくお願いします。

マニック・ストリート・プリーチャーズ【ステイ・ビューティフル】

怒りと悲しみに満ちた社会。
そんな世界で、僕たちはどう生きていくべきか?
マニック・ストリート・プリーチャーズの名曲【Stay Beautiful】は、
「どんなに汚されても、心の美しさを失うな」と
魂を揺さぶるように叫びかけてくる――。

マニック・ストリート・プリーチャーズについて

マニック・ストリート・プリーチャーズ、僕にとってマニック・ストリート・プリーチャーズは、
デビュー当時から今までずっと、変わらず愛し続けてきたバンド。

初来日から毎回ライブに足を運んでいる、心からリスペクトする存在だ。
彼らは社会に対して鋭く切り込み、
怒りと痛みをぶつけながらも、希望の種をまき続ける“社会派ロックバンド”。、

ボーカル、ギターのジェームス・ディーン・ブラッドフィールド

ベースのニッキー・ワイアー

ドラムのショーン・ムーア

そして、ギターのリッチー・エドワーズ

彼らは僕らと同世代。まさに「僕らのザ・クラッシュ」だ。

歌詞

この曲の歌詞は、鋭く、そして深く突き刺さってくる。

『安全な毎日の中で、本心を探していれば

 17歳ですべてボロボロになってしまうよ』

by マニック・ストリート・プリーチャーズ
【ステイ・ビューティフル】より翻訳。

これは、10代の不安や苦悩、そして社会に対する絶望をそのまま言葉にしたような一節。
イギリス・ウェールズの4人の若者が、
傷ついた心の叫びをロックに乗せて放ったメッセージだ。

『あんた自身の無駄な感覚にしがみつき

 俺達が愛するのは孤独な残骸だけだ』

by マニック・ストリート・プリーチャーズ
【ステイ・ビューティフル】より翻訳。

この曲に、僕は救われた

若い頃の僕は、社会に傷つけられ、怒り狂っていた。
今だって、その気持ちは完全には消えていない。

でも、そんな僕の代わりに、マニックスはロックで吠えてくれた。
この曲は、まさに自分の心の声を代弁してくれている。

そして、この曲でこう歌われます。

『今、あんたは俺達がどう感じるか知ってるなんて言うが

 恋に落ちるとか言うなよ

 俺達はまだ憎んでいるんだから

 
 あんたの顔なんて見たくもねえーよ

 あんたの言葉なんて聞きたくもねえーよ』

by マニック・ストリート・プリーチャーズ
【ステイ・ビューティフル】より翻訳。

この激しい感情の爆発に、
どれだけ救われたか分からない。

考察

Stay Beautiful=「美しくあれ」という意味

このタイトルには、外見のことなんて微塵も関係ない。
これは若さの中にある純粋さ、傷つくことを恐れない心の輝きのことだと、僕は解釈している。

何度でも言いたい。
この曲のコーラスは、本当にカタルシスを与えてくれる。

心がズタズタになっても、
魂の奥にある美しさを絶対に失うなと、背中を押してくれる。

まとめ

最後に――この曲を聴いてほしい人へ

今、現代社会に対して怒りを感じている人へ。
そして、心が傷つき、立ち止まってしまっている若いあなたへ。

この曲は、きっとあなたに寄り添ってくれるはずです。

ミニ・アルバム【ステイ・ビューティフル】

デビュー・アルバム【ジェネレーション・テロリスト】

ベスト盤【ナショナル・トレジャー】

に収録されています。

こちらはPVです。

どうか、一度聴いてみてください。
Stay Beautiful――どんな時も、心は美しくあれ!

こちらはパンクなライブ映像です。



僕のブログを読んで頂きありがとうございました。

洋楽ロックにはこんな素晴らしい曲が沢山あるのです。
そんな素晴らしい曲を、これからも紹介していきます。

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